【妻の浮気チェック】浮気の兆候は分かりやすい？

妻が最近スマホを肌身離さず持ち歩いたり、急にオシャレに気を使いだしたり…そんな変化に心当たりはありませんか？もしかすると、それは浮気の兆候かもしれません。愛する妻の裏切りを疑うのは辛いことですが、早めに兆候に気付けば冷静な対処も可能です。本記事では、妻の浮気サインを見逃さずにキャッチするポイントと、もしもの時に慌てず行動する方法を解説します。妻の浮気兆候にいち早く気付きたい方は、ぜひ読み進めてください。

妻の浮気チェックとは？

妻の浮気チェックとは、配偶者である妻に浮気の疑いがある場合に、その 兆候や証拠を冷静に探し出すこと を指します。日本では「妻の約20%が結婚生活で一度は浮気を経験した」というデータもあり[1]、残念ながら浮気は決して珍しいことではありません。大切なのは、感情的にならずに 客観的な視点で事実を確認する ことです。

浮気の兆候は日常の様々な場面に現れます。例えば スマホの使い方や日常の態度の変化、車の利用状況、そして会話やスキンシップの減少などです。こうした変化に気付いたとき、すぐに問い詰めるのではなく一歩引いて観察することが重要です。妻が浮気に走る背景には、夫婦間のコミュニケーション不足や愛情の欠如など様々な原因があります[2]。しかし疑いを放置すると事態が深刻化する可能性もあるため、 違和感を覚えた段階で早めに対処すること が大切です[3]。

妻の浮気チェックでは、段階を踏んで事実を確かめていきます。まず「浮気かも？」と思った きっかけ を整理し、その後で 基本的な考え方（チェックの進め方や注意点）を押さえ、実際に 証拠集め に移ります。スマホ（特にLINE）のチェック、車の様子の観察、妻の言動の変化など、多角的に確認していくことで浮気の兆候をつかみやすくなります。また後述しますが、違法行為に触れない範囲で証拠を集め、最終的には専門家（探偵や弁護士）に相談することも視野に入れると良いでしょう。ではまず、夫たちが「もしかして妻が浮気？」と 疑い始める主なきっかけ から見ていき、その後に具体的なチェックポイントを説明します。

妻の浮気を疑うきっかけ

何気ない日常の変化が、妻の浮気を疑うきっかけになることがあります。実際に既婚者へのアンケートでは、「LINEのやり取りを見た」ことが浮気発覚のきっかけとして最も多く、全体の34.5%にのぼった との調査結果があります[4]。他にも「最近帰宅時間が遅くなった」「妻の様子がどこか上の空でぼんやりしている」「夜の夫婦生活を断られることが増えた」などの変化が挙げられます。ある調査では、妻が不倫している場合夫の夜の誘いを断る傾向が強く、実際「スキンシップが減った」と感じた夫が非常に多かったとの報告もあります[5]。

一般的な浮気の兆候として、以下のようなものがあります。

• スマホの扱いの変化：急にスマホを肌身離さず持ち歩いたり、ロックを厳重にかけ始めるなど（詳細は後述）。例えば「入浴中もスマホを手放さない」「通知をオフにする」といった行動は典型です[6][7]。
• 生活リズム・予定の変化：残業や休日出勤が増える、急におしゃれをして外出する予定が増える、夜遅く「コンビニに行ってくる」と言う回数が増える等[8]。今までなかった趣味や習い事を始めるケースもあります[9]。
• 態度の変化：夫への態度が冷たくなる、会話が減る[10]、家事や育児への関心が薄れる、些細なことでイライラする一方で妙に上機嫌な時がある、など感情の起伏が激しくなる[11]。
• お金や持ち物の不自然さ：家計から不明な出費が増える、見慣れないアクセサリーや服が増える[12]、車の走行距離やガソリン代が増加する、車内に怪しいレシートが落ちている。

もちろん、これら単体の変化だけで即「浮気確定」と決めつけるのは早計です。ですが複数の兆候が重なった場合、浮気の可能性は高まります。例えば、「スマホを隠すようになり」「残業が急に増えて」「夫婦の会話も減った」といったように複数のサインが見られるなら注意が必要でしょう。重要なのは、この段階ではまだ問い詰めたりせず、まずは「おかしいな」と思った点を書き出したり記録しておくことです。その上で、次のステップとして浮気を見抜くための基本方針を持ち、冷静に証拠を集める行動に移ります。

妻の浮気を見抜くための基本的な考え方

妻の浮気を見抜くには、冷静さと計画性が何より重要です。疑わしいからと感情的になって問い詰めると、妻も警戒して証拠を消したり用心深くなってしまい、真相をつかみにくくなります。まず心がけるべき基本姿勢は次の通りです。

• 証拠重視で動く: 疑いだけで糾弾するのではなく、揺るがぬ証拠を掴むまでは黙って観察しましょう。もし本当に浮気をしているなら、必ず何かしらの形跡が残るものです。決定的な証拠を掴む前に感情任せに動いてしまうと、妻に警戒され今後の証拠集めが困難になります[13]。
• 日常の行動パターンを把握する: 普段の妻の行動パターンやスケジュールを把握し、変化を注意深く観察します。「いつもと違う行動」「特定の曜日・時間帯にだけ増えた外出」など規則性が見られれば要チェックです[14]。小さな違和感でも積み重ねれば大きな手がかりになります。
• 複数の視点でチェックする: スマホ、車、言動と、様々な角度から兆候を探ることが大切です。どれか一つでは決め手に欠けても、複数の分野で怪しい点が見つかれば浮気の可能性は濃厚になります。「スマホ＋言動」などセットで疑わしい場合は注意度が上がります。
• 違法・NG行為を避ける: 証拠集めとはいえ、法律に反する手段は厳禁です。例えば妻のスマホに無断で侵入したり、勝手にGPSを仕掛けて追跡する行為はプライバシー侵害や不正アクセス・ストーカー規制法違反になる可能性があります[15][16]。詳しくは後述しますが、合法的な範囲で調査することが大前提です。
• 自分の心のケアも忘れずに: 愛する妻の裏切りを疑うこと自体、大きなストレスです。誰にも相談できず一人で抱え込むと精神的に追い詰められかねません。信頼できる友人や専門家（探偵・弁護士等）の力を借りることも検討しましょう。第三者に話すことで冷静になれることもあります。

妻の浮気は夫にとって大変つらい問題ですが、放置しても解決しません。早期発見・早期対応のためにも、まずは上記の基本方針に沿って慎重に行動しましょう。「女の勘は鋭い」と言われますが、それは男性側にも当てはまります。小さな違和感を見逃さず、しかし性急に行動しないこと――これが浮気を見抜く第一歩です。

浮気発覚後にどう行動すべきか

もし妻の浮気がほぼ間違いない、あるいは証拠を掴んだという場合、次に考えるのは 「どう対処するか」 です。浮気発覚後は怒りや悲しみで取り乱してしまいがちですが、ここでもまずは一度深呼吸して冷静になることが大切です。「裏切られた！」という感情から勢いで責め立てたりすると、今後の話し合いや解決が難しくなる可能性があります。

1. 感情的な追及は避ける: すぐに怒鳴ったり責めたりするのは逆効果です。妻が逆上したり防御的になり、真実を話さなくなるかもしれません。また感情任せの行動は自分にとっても不利です。まずは事実関係を確認し、証拠を手元に確保することを優先しましょう[13]。

2. 自分は今後どうしたいのか考える: 妻の浮気が発覚したとき、夫側には大きく分けて二つの選択肢があります。「この先も婚姻関係を続け、修復を目指す」のか、「離婚を視野に法的措置（慰謝料請求等）をとる」のかです[17]。感情に流されず、自分は何を望むのか冷静に考えてみましょう。実際、浮気が発覚しても離婚しない夫婦は多数派で、ある調査では離婚に至ったのは約18.8%（5人に1人程度）に留まったとの報告もあります[18]。離婚が全てではなく、話し合いで関係を修復したケースも多いのです[19]。一方で、どうしても許せない・信頼を回復できない場合は離婚も選択肢になります。

3. 証拠を改めて整理する: 慰謝料請求や離婚を考える場合、不貞の 確固たる証拠 が必要です[20]。証拠はこの後詳しく述べますが、写真・メール・LINEの履歴・音声録音など、法的に有効なものを手元に揃えましょう。不十分な証拠では裁判で浮気を立証できず、望む結果（慰謝料や有利な離婚条件）が得られない可能性があります[20]。

4. 専門家に相談する: 浮気が事実であれば、一人で抱え込まずに専門家へ相談することを強くお勧めします。具体的には探偵や弁護士です。探偵はさらなる決定的証拠の収集に役立ち、弁護士は離婚や慰謝料請求の手続きについてアドバイスしてくれます。早めに弁護士へ相談すれば、どんな証拠が有効かの見極めや今後の対応策について具体的な助言をもらえるでしょう[21][22]。「こんな証拠があるけど十分か？」「妻から真実を聞き出すにはどうすべきか？」など不安な点を専門家と整理することで、気持ちが落ち着き冷静に行動できるようになります[23]。

繰り返しになりますが、浮気発覚後は決して感情的にならないことが肝心です。怒りや悲しみで頭がいっぱいになるかもしれませんが、一度きりの人生に関わる重大な選択をする場面です。後悔しないためにも、落ち着いて状況を整理し、然るべき準備（証拠・相談先など）を整えた上で行動に移しましょう。それでは次に、具体的なチェックポイントとして、スマホアプリのLINEから読み取れる浮気の兆候を詳しく見ていきます。

妻の浮気チェック！LINEから見つける浮気の兆候

妻の浮気を疑ったら、まず最初に確認したいのがスマートフォン、とりわけLINEの使い方です。現代では連絡手段の主流がLINEであるため、浮気の連絡もLINEで行われているケースが非常に多いです[4]。実際、「パートナーの浮気を疑ったきっかけ」の1位も「LINEのやり取りを見た」ことでした[4]。ここでは、LINE上で浮気をしている人に見られる典型的な兆候をチェックしてみましょう。

LINEにパスコードを設定している

まず注目したいのは、LINEアプリ自体にパスコードロックを設定しているかどうかです。スマホ本体とは別に、LINEを開く際に4桁などの暗証番号入力を要求する機能があります。もし妻がこのLINE専用ロックを使っているなら要注意です。浮気している人の多くはLINEにパスコードロックを設定する傾向があり[24]、他人に見られたくないやり取りがある疑いがあります。特に、スマホ本体のロックとは別にわざわざLINEだけロックしている場合、浮気相手との秘密のメッセージを隠している可能性が高いと言えます[25]。

例えば今までスマホのロックを夫婦で共有していてオープンだったのに、突然「LINEだけ開けない」状態になったら不自然です。あるいはLINEに限らずスマホ全体のパスワードを妻が急に変更し、教えてくれなくなった場合も同様です。もちろんプライバシーの観点でパスワード管理は大事ですが、理由を聞いてもはぐらかすようなら疑った方がいいでしょう。なお、妻のスマホを勝手に操作してロックを解除しようとするのは不正アクセスにあたる可能性があるため注意してください[15]。パスコード設定そのものは兆候として把握し、無理に突破しようとしないことです。

非表示にしている友だちはいない？

LINEには、友だちリストから特定の相手を「非表示」設定する機能があります。これは友だち一覧にその人の名前が出なくなるだけで、メッセージのやり取り自体は通常通りできるものです[26]。もし妻が浮気相手をこの非表示リストに入れていれば、パッと見ただけではその相手と連絡を取っていることに気付きにくくなります[27]。

夫からすると妻のLINE友だち一覧に見慣れない男性の名前がなければ安心してしまうかもしれません。しかし実際には、浮気相手を佐藤や田中といったありふれた名字で登録し、それを非表示リストに入れて隠しているケースもあります。設定画面の「友だち管理」→「非表示リスト」を確認できればベストですが[28]、実際に見るのは難しいかもしれません。ただ、例えば妻の友人関係を把握しているはずなのに「友だち数が明らかに少ない」「あるはずの友人Aさんがリストに見当たらない」などの場合、誰かを非表示にしている可能性があります。また、非表示リストに限らずトーク一覧から特定の相手とのトーク履歴自体を非表示にすることも可能です[29]。こうした機能を駆使して浮気相手の存在を隠そうとしている可能性もあるので要注意です。

表示名を変更している相手はいない？

浮気をしている人は、万一スマホを見られてもバレないように連絡相手の表示名（名前）を変えて登録していることがあります。妻のLINE友だち一覧を見たとき、「この名前は誰？」と心当たりのない名前があれば注意しましょう。それは浮気相手を別人の名前に偽装して登録しているのかもしれません。実際、妻が浮気相手の表示名を変更してごまかしていたケースも珍しくありません[30]。

例えば明らかに男性であろう相手なのに女性の名前になっている、あるいは意味不明な記号やニックネームで登録されているなど不自然な点はないかチェックしてみてください。妻の交友関係上知っているはずの人物が偽名を使う理由は通常ありません。「会社の上司を下の名前で登録している」「ただの男友達なのにハートマーク付きのあだ名になっている」等は疑わしいパターンです。もちろん、表示名の変更だけでは即浮気とは言えませんが、何か隠したい事情があるからこその偽装だと考えられます。

トーク履歴を非表示・削除にしていない？

LINEのトーク履歴（メッセージのやり取り記録）に不自然な点がないかも確認しましょう。浮気をしている人は、証拠隠滅のためにトーク履歴を随時削除したり、トーク自体を非表示に設定していることが多いです[30][29]。妻のLINEをチラッと見せてもらえる機会があったとき、トーク一覧が妙にスッキリしすぎていないか観察してみてください。

例えば普通なら残っているはずの友人とのメッセージが全くなかったり、過去の履歴が極端に少ない場合、頻繁に履歴を削除している可能性があります。「LINEのトーク履歴を定期的に全部消している」と公言する人はあまりいませんから、何か消したいやり取りがあるのかもしれません。また、夫婦間のメッセージすら直近のものしか残っていないなど極端に履歴が少ない場合も注意です。妻が慎重なタイプであれば、怪しい相手とのトークはその都度非表示や削除を徹底して証拠を残さないようにしているでしょう[31]。なお、LINEには「非表示トーク」はありますが非表示トーク一覧のようなものは存在しません[29]。そのため完全に隠されたトークを素人が見破るのは難しいかもしれません。しかし、そもそも履歴を頻繁に消す行為自体が不自然なので、「最近スマホの中身見せて」と言ったときに明らかにチャット履歴が少なかったりした場合は、裏で削除していると推測できます。

ポップアップ通知をOFFにしていない？

スマホに届くLINEの新着通知設定にも注目しましょう。通常、LINEのメッセージが来ると画面上部にポップアップや通知が表示され、送信者名やメッセージの一部がプレビューされます。浮気をしている妻は、この通知表示をオフに設定していることがあります[32]。理由は簡単で、頻繁に浮気相手から届くLINE通知を夫に見られたくないからです[6]。

もし妻のスマホを一緒に見ていて、「以前はLINEの通知が来ていたのに最近は全く画面に出ないな？」と感じたら要チェックです。特に妻自身がLINEを日常的によく使う人なのに、通知バナーだけオフにしている場合はかなり疑わしいと言えます[33]。通知を非表示にするとメッセージが来てもいちいちアプリを開かないと気づけず不便なため、敢えてそんな設定にするのは「誰かとのやり取りを隠したい」以外には考えにくいからです。また、通知音やバイブレーションを消しているケースもあります。常にスマホをマナーモードにしていたり、「LINEの通知音が鳴らないようにしている」といった場合も、同様に通知自体を家庭内で悟られたくない心理の表れでしょう。総じて、LINEの通知設定に不自然な変更が見られたら注意が必要です。

肌身離さずスマホを持っている

浮気をしている人に典型的な行動として、スマホを常に肌身離さず持ち歩くというものがあります。妻がトイレやお風呂に入るとき、あるいはちょっとゴミ出しに行くときでさえスマホを持って行ったり、寝るときも枕元に置いて絶対に手放さないようであれば要注意です。お風呂の脱衣所にすらスマホを置かず浴室内まで持ち込むようになったという話も珍しくありません[34]。

普通、夫婦間でやましいことがなければ「ちょっとスマホ借りていい？」と言われても問題ないものです。しかし浮気中の妻は、スマホを夫に触られることを極端に嫌がります。例えば「電話貸して」と頼んでも「今充電がないからダメ」とか「プライベートだから嫌」と拒むケースが増えます。リビングのテーブルの上に無造作に置いていたスマホを、こちらが近づいた途端サッと伏せたりポケットにしまったりする仕草も怪しいでしょう。

以前は家にいるときスマホを放置していたのに、最近は自分の視界からスマホを離さず、常に持ち歩いている変化があれば、それはスマホ内に見られたくない秘密（浮気相手とのやり取り）がある可能性が高いです[35]。この兆候は夫からすると気付きやすいポイントでもあります。「スマホ依存かな？」と見過ごさず、「何故そこまでスマホを死守するのか」を考えてみてください。

LINEチェックは違法にならない？

妻の浮気を疑い、何とか証拠を掴もうと妻のLINEを勝手に覗き見したり、履歴を盗み見る行為には注意が必要です。それは場合によっては 違法行為 と見なされることがあるからです。具体的には、妻のスマホを盗み見してLINEの内容を撮影・保存したり、妻のID・パスワードを使ってこっそりログインする行為は、プライバシーの侵害や不正アクセス禁止法違反に問われる可能性があります[15]。たとえ配偶者間でも、相手の同意なく通信内容を覗き見ることは原則として認められていません。また、スマホに盗聴アプリを入れたり、LINEのトークをバックアップして自分の端末で復元するような行為も法律に抵触しかねません。

「夫婦なのに自分の携帯を見せない妻が悪い」と感じるかもしれませんが、法律上はたとえ夫婦であっても一個人としてのプライバシー権は守られます[36]。違法な手段で入手した情報は証拠能力も認められにくいですし、逆にこちらが加害者になってしまうリスクもあります。実際に、配偶者のスマホに無断でGPSや録音機を仕掛けて訴えられた事例も存在します。

では一切何もできないのか？というと、そうではありません。合法的な範囲でできることはあります。例えば、夫婦共有のパソコンにLINEのPC版がインストールされており、妻がログイン状態のままにしていた場合などは盗み見とは言えないでしょう（ただし意図的にログインし直すのはNGです）。あるいは妻自身がうっかり開いたLINE画面が目に入ってしまった場合など、偶然得た情報を元に行動するのは問題ありません。要は「積極的に妻の通信の秘密を侵害しない」ことがポイントです。もし違法にならない形でLINEの証拠を得たいなら、探偵や弁護士に相談してアドバイスを仰ぐのが安全でしょう。弁護士に相談すれば、どの範囲までなら許される調査か教えてもらえますし、違法リスクのある行為を止めてもらえます[37][16]。ルールを守りつつ、次章以降で述べる車や言動のチェックも組み合わせて、総合的に浮気の証拠集めを進めてください。

妻の浮気チェック！車から見つける浮気の兆候

続いて、自家用車の様子から読み取れる浮気の兆候について解説します。車は密室であり移動手段でもあるため、浮気中の人はよく利用します。特に郊外にあるホテルへ行く場合や、人目を避けて車内で逢瀬を楽しむ場合、車が使われることが多いのです[38]。そのため車内には意外と浮気の痕跡が残りやすく、車の使い方に変化が現れることもあります[39]。ここでは、妻の車（または家庭で共有の車）に注目してチェックすべきポイントを紹介します。

出かける前に車を入念に掃除していない？

妻が車を念入りに掃除する頻度が増えた場合、それは浮気の兆候かもしれません。特に「今までほとんど車を掃除しなかった人が、急にマメに洗車や車内清掃をし始めた」場合は要注意です[40]。考えられる理由の一つは、浮気相手と車で過ごすために車内を綺麗にしていることです[40]。浮気相手を乗せるとなれば、少しでも良い印象を与えたいので車をピカピカに磨き上げたい心理が働きます。また、車内で過ごす際に邪魔なもの（家族の写真や私物など）を片付け、快適な空間を用意する目的もあるでしょう。

例えば、いつもは洗車なんて月1回もしなかった妻が、週末にせっせと洗車し始めたら不自然です。車内も掃除機をかけ、普段使わないような芳香剤を頻繁に交換しているようならなおさらです[40]。実際に「浮気相手と車で会う前に気合を入れて車を綺麗にする」というケースはあるようです[41]。さらに中には、車中で長時間一緒に過ごすことを想定して毛布を積んだり、後部座席にスモークフィルムを貼る人もいるとの報告があります[42]。普段は必要のないはずの毛布やカーテンのような目隠しが急に車に備えられたら、かなり怪しいと言えます。

また、浮気の痕跡を消すために帰宅前に車内を念入りに掃除する場合もあります[43]。以前は車のゴミを家のゴミ箱に捨てていたのに、最近は必ずどこか外で処分してから帰宅するようになった…という変化も、車内に証拠を残さないための行動かもしれません[44]。要するに、「車内を綺麗に保とうとする意識の急激な高まり」が感じられたら、浮気の予兆としてチェックすべきなのです。

助手席や後部座席の位置が変わっていない？

車のシート位置にも注目しましょう。特に助手席のシートポジションがいつもと違っていたら浮気を疑う材料になります。妻本人しか運転しない車であれば、助手席は最後に誰かが乗ったときの位置変化で推測できます。浮気相手を車に乗せた場合、相手が自分の座りやすいようにシートをスライドさせたりリクライニングを調整する可能性が高いためです[45]。その結果、妻が一人で運転しているときにはあり得ないシート位置にずれていることがあります。

例えば、妻が普段誰も乗せないはずの助手席の背もたれが大きく倒れていたり、シートが後方に下がっていたりしたら不自然です。「あれ、助手席の位置変わってない？」と尋ねてみて、妻が明らかに動揺したり、「掃除したときに動かしたのかも」などと咄嗟に言い訳したら怪しさ倍増でしょう。[46]実際にはシート位置が変わっていなかった場合でも、「シートずれてたけど？」とカマをかけると浮気している人はギクッとするものです[47]。もしその問いに対し、「この前掃除したときに動かしたんだよ」などと不要な言い訳を口走ったら、かなりクロに近いサインとも言われます[47]。後部座席についても同様です。家族以外乗せることがないはずの後部座席のヘッドレスト位置やシートベルトの位置が変わっていたり、シートが倒されていた跡があれば要注意です。車種によってはシートアレンジを変えるとシート位置の記憶がリセットされるものもありますので、細かい変化を見逃さないようにしましょう。いずれにせよ、車内に他人を乗せた形跡は浮気の大きなヒントになります。

ナビの目的地・走行履歴が消されていない？

車のカーナビゲーションに記録された履歴も、浮気の痕跡探しに役立つポイントです。多くのカーナビには目的地の検索履歴や走行軌跡（どのルートを走ったか）が残る機能があります。チェックすべきは以下の2点です。

• 不自然な履歴がないか: カーナビの目的地履歴を確認してみて、一人で行くはずのない場所（デートスポットやラブホテル等）の名前が出てきたら浮気の可能性は非常に高いです[48]。例えば郊外の○○ホテルや夜景で有名な△△公園といった目的地が履歴にあれば、誰と行ったのか問いただす必要があるでしょう。
• 履歴が頻繁に消去されていないか: 普段あまりナビ操作に詳しくない妻が、特定の日だけ目的地履歴や走行履歴を削除している形跡があれば、それも怪しいサインです[48]。通常、履歴をいちいち消去する人は多くありません。もし妻が「なんとなく履歴消しといた」などと言うなら、隠したい目的地があった可能性があります。

具体例として、妻が「今日は仕事で得意先に行ってた」と言った日のナビ履歴がぽっかり抜け落ちていたり、その日だけ履歴が消されている場合は要注意です。逆に履歴を辿っていって特定の日付に知らない場所（例えばラブホテル街の中心地など）が記録されていたら、それも決定的と言えます。最近のナビは日時も含め履歴が残りますから、残っているなら活用し、残っていないなら削除の不自然さを疑うというスタンスでチェックしましょう。妻が浮気をしている場合、後ろめたい外出の後でナビ履歴をクリアにしているケースが見受けられます[48]。

給油の頻度が増えていない？

車の走行距離や移動範囲にもヒントが隠れています。平日も休日もほぼ決まった範囲しか運転しないはずの妻の車が、最近やたら走行距離を伸ばしていないか確認してみましょう。走行距離そのものは直接見ないと分かりませんが、一つの間接的な指標として ガソリンの給油回数や給油量の増加 があります。もし「最近ガソリンスタンドに行く回数が増えた」と妻が言っていたり、家計簿に記録されるガソリン代が明らかに多くなっている場合、それは浮気や不倫を疑うべき事象と言えます[49]。

探偵のアドバイスによれば、通勤や買い物だけでは考えられないペースでガソリンが減っているなら、見知らぬ遠方まで車を走らせている可能性があるとのことです[50][51]。例えば今まで月2回しか給油していなかったのに毎週給油している、大して遠出していないはずなのに燃費が悪化したかのようにガソリン代が増えている、などはおかしいですよね。浮気相手との密会は人目を避けるため郊外の遠くで行われがちなので、その往復でガソリン消費が増えているのかもしれません[52][51]。

もし可能なら、車のオドメーター（総走行距離計）を定期的にチェックしてみるのも手です。毎日の通勤が決まった距離であれば、残業や休日出勤があってもそんなに走行距離は変わらないはずです。それがある日明らかに大きな数字の増加があれば、どこか遠くへ行っていた証拠になります[53]。そうした走行距離・燃料消費の増加は妻の行動範囲拡大を示しており、浮気相手に会いに行っていた可能性が浮かび上がるでしょう。

車内の香りが変わっていない？

車内に乗り込んだとき、いつもと違う匂いがしないか感じてみてください。たとえば車内に甘い香水の匂いが染み付いていたり、逆に強い消臭剤や芳香剤の香りがするようになった場合、浮気の兆候かもしれません。浮気相手が女性の場合、車内にその人の香水の香りが残ることがあります。また、妻が自分自身のために突然香水を使い始めて車内にもその香りが充満しているなら、何らかの心境の変化（浮気相手に会うためのおしゃれ）があったと考えられます。

一方、浮気相手が喫煙者で妻自身は普段タバコを吸わない場合、車内に残るタバコの匂いも重要な手がかりです。普段吸わない銘柄のタバコの残り香や吸い殻が車内にあるならかなり怪しいです[54]。例えば妻の車から妻も夫も吸わないはずのタバコの吸い殻が見つかった、車内がタバコ臭いのに妻は「友達を乗せたからかも」などとはぐらかす──これは典型的なクロのパターンでしょう。

さらに、妻が浮気を隠すために消臭剤を新調したり大量に使用するケースもあります。「車用の強力な消臭スプレーを買ってきた」「急にファブ○ーズを車に置き始めた」などは、車内の匂い（＝浮気相手の痕跡）を消そうとする行為かもしれません。「なんとなく車の匂いが変わったな」と感じたら、それも見逃せないサインです[54]。

普段使わない物が置かれていない？

最後に、車内に見慣れない物や不自然な物がないかチェックしましょう。浮気の痕跡として典型的なのは次のようなものです。

• 異性の髪の毛：妻の車内に、妻自身のものではない長い髪の毛や色の違う髪の毛が落ちていないか探してみてください。繊維に絡んだ髪の毛は掃除機でも取り切れないことが多いので、コロコロなどでシートを転がすと見つかることがあります[55]。家族の誰のものでもない髪の毛が出てきたら、別の異性を乗せていた証拠になります[55]。逆に、一切髪の毛が出てこないほど綺麗すぎるのも不自然と言われます[55]。
• レシートや領収書：車内のダッシュボードやドアポケットなどに残されたレシート類も確認しましょう。2名分の食事の領収書や、高速道路の通行券、ラブホテル近くのコンビニのレシートなどが出てくることがあります[56][57]。妻が説明できないような場所・内容のレシートは重要な物証です。特に日時と場所が特定できるレシートは浮気の日程を裏付ける材料になります。
• 普段口にしない飲食物のゴミ：車内のゴミ箱や隙間に、家庭では食べないお菓子の袋や飲まないドリンクの容器が捨てられていないかも見ましょう[56]。例えば夫婦とも飲まないはずの銘柄の缶コーヒーや、見覚えのないお菓子の包み紙が落ちていたら、車内で誰かと飲食した可能性があります。二人分のゴミ（お弁当の容器が2つなど）が見つかればより疑わしいです[56]。
• 普段使わない日用品：先述の毛布やクッションの他、ウェットティッシュや使い捨てカイロなど、妻が普段車に積んでいなかった物が置かれるようになったら要注意です。ある探偵事例では「車内にいつの間にかウェットティッシュが置かれるようになった」というケースが報告されています。これは車内での飲食後に手や口を拭くため、あるいは痕跡を拭き取るためとも考えられます。
• その他の忘れ物：他人を乗せていれば、相手の私物がうっかり落ちていることもあります。例えば見知らぬヘアゴム、ピアスの片方、ハンカチ、ライター、男性ものの携帯充電ケーブル等、思い当たらない持ち物が出てきたら非常にクロに近いです。

以上のような車内に残る浮気の痕跡は数多くあります[56][57]。一つひとつは決定的な証拠ではないかもしれませんが、写真に撮って保存しておくことをお勧めします[58]。後から妻を追及するとき、こうした小さな物証の積み重ねが強力な裏付けになる場合があります。ただし車内を調べる際も、妻に悟られないよう十分注意してください。見つけた証拠品は元の位置に戻す、車内を荒らさない等、あくまで冷静に進めましょう。

GPSで浮気を追跡するのは違法？

車に関連して、「妻の車にGPS発信機を取り付けて居場所を追跡すれば浮気を暴けるのでは？」と考える人もいるかもしれません。しかし、配偶者の車に無断でGPSを仕掛けて行動を追跡する行為は違法となるリスクが高いのでおすすめできません[16]。具体的には、他人（たとえ配偶者でも）の私物である車やカバンに許可なくGPS機器を忍ばせ位置情報を得る行為は、プライバシーの侵害や場合によってはストーカー規制法違反に問われる可能性があります[16]。近年、配偶者間のGPS追跡についても裁判所が「プライバシー権の侵害」にあたるとの判断を示したケースが報道されており、安易な追跡は非常にリスキーです。

「自分名義の車だから問題ないのでは？」という意見もありますが、法律上は車の所有者かどうかに関係なく、個人の行動を許可なく監視する行為自体が問題視されます[16]。特に、妻がそれを知った場合、精神的苦痛を被ったとして逆に訴えられる恐れもあります。実際、夫が妻の車に内緒でGPSを付け、浮気調査したところ妻に発覚してトラブルになった例もあります。

従って、素人判断でのGPS追跡は避けるべきです。どうしても位置情報を把握したい場合は、探偵に調査を依頼するなど適法な手段をとりましょう。探偵社であれば調査業の許可を得ており、ターゲットに気付かれないよう尾行・張り込みをして証拠を掴んでくれます。費用はかかりますが、違法リスクを負って自分で追跡するより安全かつ確実です。まとめると、GPS追跡は法律に抵触する可能性が高いためNGと覚えておいてください[16]。車のチェックは前述のように合法的にできる範囲（車内確認など）で行い、踏み込みすぎる調査はプロに任せるのが無難です。では次に、妻の言動（態度や身だしなみの変化）からわかる浮気の兆候を見ていきましょう。

妻の浮気チェック！言動から分かる浮気の兆候

浮気をしている妻は、その言動や雰囲気にも少なからず変化が表れます。女性は恋をすると綺麗になる、とも言われますが、まさに浮気中の高揚感から外見や態度が変わってくることが多いのです[59]。ここでは、妻の様子（機嫌や身だしなみ、生活態度）の変化についてチェックすべきポイントを挙げていきます。

上機嫌でいることが増えた

最近、妙に妻が上機嫌なことが増えたと感じませんか？浮気をして新たな恋愛関係にある女性は、心が満たされてウキウキした気分になりがちです。不倫にのめり込んで気分が舞い上がっている妻は、その高まる感情を抑えきれず日常の中でふとした「にやけ」や上機嫌さとなって現れることがあります[60]。例えば、スマホを見ながらニヤニヤしていたり、家事をしながら口ずさんでいる歌がラブソングばかりだったり、理由もないのに機嫌が良い日が増えたりするのは、一種の兆候です。もちろん、職場で良いことがあったとか趣味が充実している等の理由で機嫌が良い可能性もあります。しかし、明らかに以前とは違う幸福感に満ちているような様子が続く場合、心の中に別の男性の存在が影響しているかもしれません。

注意したいのは、そういう時の妻は逆に夫に優しくなるケースもあることです。浮気による後ろめたさからか、以前より家事を頑張ったり優しく接してくる場合があります。一見良い変化ですが、これも罪滅ぼしの心理や浮気による心の余裕から来ている可能性があります。いずれにしても、「最近やけに楽しそうだな」「急に明るくなったな」と感じる変化は、その裏に浮気相手との充実した時間があるからかもしれません。ただし、上機嫌な時が増える一方で、妻の感情の起伏が激しくなるケースもあります[11]。浮気で気持ちが舞い上がってハイな反面、罪悪感や夫への後ろめたさから急に不機嫌になったりイライラしたりすることもあり得ます。ですから上機嫌の増加だけで即断せず、他の兆候と合わせて総合的に判断しましょう。

メイクや服装が変わった

妻のファッションやメイクの傾向に大きな変化はありませんか？例えば、今までカジュアル一辺倒だった人が急に女性らしい服装を好むようになったり、メイクに時間をかけるようになったら注意が必要です。これまでおしゃれに無頓着だった妻が急に自分磨きを始めたなら、それは夫のためではなく浮気相手の男性を意識している可能性があります[59]。具体的には、髪型を変えたりネイルを始めたりといった外見の変化が挙げられます。たとえば急に髪を明るくカラーリングしたり、香りの強いシャンプーに変えたり、毎日きちんとブローするようになったなどです。また、洋服もそれまで着なかったような露出度の高い服やボディラインを強調する服、新調したてのオシャレ着を着る機会が増えた場合、誰かに見せたいからと考えられます。

ある弁護士によると、服や香水の好みが変わることも浮気の疑いをチェックするポイントだそうです[61][62]。浮気相手の好みに合わせて女性はファッションを変えるケースが多いからです[62]。実際、「妻が突然派手な下着や今まで買わなかったブランド服を買い始めた」という相談も寄せられています。浮気中の妻はデートに向けて外出前の身支度に時間をかける傾向があります[63]。外見への意識が高まるので、美容院に行く頻度が増えたり、今まで興味のなかったエステ・ジムに通い始めることもあります[64]。家にいるときと外出するときの装いの差が極端に大きくなった場合も注意しましょう[65]。「今日は誰と会うわけでもない」と言いながらフルメイク＆おしゃれ着で出かけるようなら怪しさ満点です。

香水をつけるようになった

妻が突然香水をつけ始めた場合も浮気の兆候になり得ます。今まであまり香水に興味がなかった人が急に良い香りの香水を買い出したり、これまでと違う香りに変えたりしたら注意しましょう[66]。女性が香水を変えるきっかけはいくつかありますが、その一つに「新しい男性に良く思われたいから」というものがあります[67]。特に、週末や決まった曜日だけ香水をつけるようになった場合、その日は浮気相手と会う日と関係している可能性も指摘されています[68]。

さらに、浮気中の妻は自分についた浮気相手の匂いを消すために香水を利用することもあります[69]。例えば浮気相手がタバコを吸う人なら、服や髪についたタバコの匂いを誤魔化すために帰宅前に香水をひと吹きするかもしれません。また、浮気相手の車や部屋に残った自分の香り（香水やシャンプーの匂い）を薄めるため、あえて強めの香水を振ってから会うケースも考えられます。夫からすれば、リビングに漂う妻の香水の匂いで「あれ、こんな香水持ってた？」と気付くこともあるでしょう。追及を避けるため「最近仕事で会う人にいい香りって褒められて…」などと理由をつけるかもしれませんが、普段と違う香りをまとい始めた変化は見逃さないでください[70]。特にデートの定番であるバニラ系・フローラル系の甘い香りを急に使い出したら、裏に誰か特別な存在がいるのかもしれません。

新しい下着が増えた

妻の下着事情にも変化がないか確認しましょう。派手な下着や見慣れない新しい下着が増えた場合、それは浮気のサインである可能性が高いです[71]。特に、これまで質素な下着ばかりだった妻が急にセクシーなランジェリーを購入し始めたら警戒すべきでしょう[72]。妻がその下着を夫である自分に見せる様子もなく、着用している気配もないのにタンスに増えている場合、それは 「誰か」に見せるためと考えられます。例えば、妻が「可愛いデザインだったから買っちゃった」などと言って明らかに高価で勝負下着のようなセットを持っていたとします。その後も夫婦生活でそれを見ることがないなら、妻は浮気相手との逢瀬で身に着けているのかもしれません。聞いてもいないのに「セールで安かったの」とか「自分へのご褒美だよ」などと説明する場合も怪しいです[73]。

また、下着の趣味そのものの変化にも注目です。急に上下お揃いのセットにこだわるようになった、レースやシルク素材の大人っぽいものばかり選ぶようになった等、明らかに嗜好が変わったなら浮気相手の影響かもしれません[74]。中には、浮気相手と過ごす日は新品の下着をおろし、帰宅後それを隠す（洗濯物に出さない）という用心深いケースもあります。浮気チェックとしては、妻のクローゼットや下着の収納をそっと観察してみると良いでしょう。見覚えのない下着が増えていないか、一度しか見ていないような下着がないか（浮気相手の前でしか着ていないため夫の目に触れない）などを確認します[75]。もちろん、女性にはおしゃれ心や自己満足で下着に凝る時期もありますから断定はできません。しかし他の兆候と合わせ、「下着が増えた・派手になった」は浮気発覚の重要なヒントになります。

夫婦関係を拒むことが増えた

夫であるあなたとのスキンシップや性交渉を拒む場面が増えた場合、それは妻の心が他の男性に向いている可能性を示唆します。浮気中の妻には、夫との身体的接触を避けるようになる変化がよく見られます[76]。妻に後ろめたい気持ちがあると、罪悪感や心理的な抵抗から夫との性行為に消極的・拒否的になるのです[77]。

具体的な兆候として、こちらからスキンシップ（ハグやキス、夜の誘い）を求めても「疲れている」「今日はそういう気分じゃない」などと断られる頻度が増えます[78]。以前は普通に応じてくれていたのに、急に露骨に避けられるようになったら怪しいです。また、「今日はちょっと…」と拒否されるだけでなく、日常的な触れ合い（手をつなぐ、肩に触れる等）さえ減った場合も浮気を疑ってよいでしょう[79]。調査でも、妻が浮気している場合は夫の夜の誘いを断る傾向が顕著だったとのデータがあります[5]。浮気相手との関係で性的欲求が満たされていたり、心理的に夫を裏切っている負い目から触れられたくないと感じたりするためです。また、一部には浮気相手との関係を隠すために一時的に夫婦生活を増やすケースもあります[80]が、これはかなり稀で、大抵は減少します。

さらに、性生活そのものだけでなく夫婦のスキンシップのパターンが変わることもあります[81]。例えば、妻が浮気相手との関係で新たに覚えたテクニックや好みがあり、夫婦間でそれを試そうとする場合や、逆に興味を失ってしまい全く応じなくなる場合などです[82]。「最近妻の方から求めてこない」「こちらが誘っても義務的で盛り上がりに欠ける」という変化は、心ここにあらずの状態なのかもしれません。総じて、夫婦の親密な時間を避けるようになったり減ったりするのは重大なサインです[5]。忙しさや体調の問題もありえますが、他の兆候と併せて考えるとき浮気の疑いが強まります。この問題はデリケートですが、夫婦関係を見つめ直す上でも無視できないポイントです。

記念日などへの反応が冷たくなった

結婚記念日やお互いの誕生日といった夫婦のイベントに対する関心が薄くなったと感じたら、それも浮気の兆候かもしれません。以前は花束をくれたり外食に行きたがった記念日に、今年は明らかにそっけない、忘れているフリさえしている…という場合です。妻の気持ちが浮気相手に向いていると、どうしても心ここにあらずで家庭の大切な日にも熱意がなくなってしまうものです。

例えば、あなたがサプライズで用意したプレゼントに対して以前なら喜んでくれていたのに「ありがとう」だけで終わったり、記念日に仕事や用事を入れて家族との時間を避けようとしたりする変化が挙げられます。イベント日や休日にパートや仕事を入れることが増えたとの指摘もありました[83]が、記念日をないがしろにする行動の裏には浮気相手との時間を優先している可能性があります。

また、記念日自体は覚えていても明らかに気持ちがこもっていないこともあります。例えば結婚記念日にこちらがケーキを買ってきても「そういえば今日だったね」程度の反応で終わり会話が弾まない、プレゼント交換もなく流された、などです。極端なケースでは、妻が記念日をすっぽかして浮気相手と会っていた…ということも起こり得ます。もちろん、長年連れ添った夫婦だと記念日の優先度が下がるケースもあるでしょう。しかし 「明らかに冷淡になった」という変化が突然見られたなら注意が必要です。心が離れていくと、共同体験への関心や愛情表現が減退するものです。妻の中で記念日の価値が下がっていると感じられたら、その背景を考えるべきでしょう。

趣味や好みが変わった

人は新しい出会いや環境で、趣味嗜好が影響を受けることがあります。もし妻の趣味や好み（音楽・食べ物・休日の過ごし方など）が急に変わった場合、浮気相手の影響を受けている可能性があります。例えば、今まで興味のなかったスポーツ観戦にハマり出した、急に特定の音楽アーティストの曲ばかり聴くようになった、辛い物が苦手だったのに唐辛子料理に凝り始めた…等、思い当たる変化はないでしょうか。

一般的に、女性は好きな人の影響を受けやすい傾向があります。浮気相手の男性がアウトドア好きなら妻もキャンプ道具を揃え始めるかもしれませんし、相手がイタリアン好きなら今まで和食党だった妻がやたらパスタを作りたがるなんてこともあり得ます。妻の味の好みが変化したという具体例も報告されています[84]。家庭ではあまり出さなかった料理を作るようになったり、相手の趣味に合わせて知識を身につけようとしたりするのです。

また、生活リズムや価値観の変化も表れる場合があります。例えば夜型だった人が朝活を始めたり、読書などしなかったのに急に特定のジャンルの本を読み漁ったり…。その裏には、浮気相手が朝ランをしている人だったとか、その人がおすすめした本だったとか、何らかの結び付きがあるかもしれません。もちろん、人の趣味嗜好は浮気以外の要因でも変わることがありますから断定はできません。ただ、他の浮気兆候と合致する形で趣味嗜好の変化が見られたら要注意です。「どうして急に○○に興味を持ったの？」とさりげなく聞いてみて、歯切れが悪かったり妙に詳細に語りすぎる場合も怪しい兆候です。妻の新しい趣味の影に誰かの存在がないか、気に留めておきましょう。

会話が減った・上の空になった

最近、夫婦の会話が減っていないか振り返ってみてください。浮気中の妻は夫とのコミュニケーションがおろそかになる傾向があります。家事や業務連絡のような最低限の会話しかせず、雑談やスキンシップのあるお喋りが減ってきたら危険信号です[85]。また、話しかけても「ふーん」「そうなんだ」程度の生返事で、明らかに心ここにあらずといった態度が増えた場合も注意しましょう。

例えば、夕食時に今日あった出来事を話しても「うん…で？」と興味なさげだったり、テレビを見ながら「そうだね」と適当に相槌を打つばかりで会話が深まらなかったりする場合です。極端なケースでは、夫が話しかけても目も合わせずスマホをいじっている、明らかに上の空で別のことを考えている様子さえ伺えることもあります。会話が事務的な連絡のみになってしまったというのはよくある浮気兆候です[85]。妻の頭の中が浮気相手とのことでいっぱいになると、どうしても夫との会話に身が入らなくなるものです。例えば浮気相手とのLINEのやり取りに夢中で、夫の話が耳に入っていない、といったこともあります。話しかけたときに一瞬驚いた表情をしたり、話の内容をすぐ忘れたりするなら、上の空で別のこと（おそらく浮気相手のこと）を考えているのかもしれません。

さらに、妻から話題を振ってくることが極端に減ったのもサインです。以前は他愛ないお喋りをしていたのに、最近は必要最低限しか口を利かないとなれば、夫への関心が薄れコミュニケーションを避けている可能性があります。「何か隠し事をしている人は目を合わせなくなる」とも言われますが、まさに目をそらして会話を切り上げようとするような態度[81]が増えたら怪しいです。以上のように、夫婦間の会話量・質の低下は浮気の兆候として無視できません。忙しさからたまたま減っただけなら良いのですが、他の兆候とも重なるようならしっかり向き合う必要があるでしょう。

休日出勤や残業が増えた

浮気をする妻が使う言い訳として非常によくあるのが、「仕事」が理由の外出です。もし最近、妻が「残業で遅くなる日」が増えたり、「休日出勤や職場の飲み会が頻繁に入る」ようになったりしていませんか？これらは典型的な浮気のカモフラージュ行動です。調査でも、浮気している男性は帰りが遅くなる傾向、女性は夜の誘い（夫からの性交渉）を断る傾向があると比較されていましたが[86]、女性側も実際には浮気中に残業や出張を装って逢瀬を重ねるケースが多くあります[87]。

例えば、「会社の飲み会があるから夕飯はいらない」「急な仕事で日曜出勤になった」といった口実です。本当に仕事の場合も当然ありますが、浮気をしている人はこの言い訳を乱用しがちです。普段そんなに残業がない職種なのに連日遅かったり、明らかに不自然な頻度で休日業務が入ったりする場合は要注意です[83]。特に、「会社の人と食事」と言いつつ詳細を話さなかったり、毎回同じ曜日に遅くなるパターンがある場合、その時間に浮気相手と会っている可能性があります[88]。また、「終電を逃したから泊まってくる」というケースもあります[89]。終電ぎりぎりや深夜タクシー帰りが増えたら、単なる残業以上の疑いがあります。給与明細を見て残業代がついていないのに口頭では「残業だった」と言っていたら完全にアウトです[90]。

実際のところ、配偶者の浮気を疑った夫がまずやるのは勤務状況の確認だったりします。タイムカードや給与明細で矛盾がないかチェックするのも一つの手です[90]。浮気中の妻は「残業しているフリ」をして不倫相手と過ごしていることがあるためです[87]。総じて、仕事関係の予定が増えた・変則的になったことは浮気の兆候として強いです[91]。もちろんキャリアアップや繁忙期で本当に忙しい場合もあるでしょう。しかし、他の兆候（スマホの扱い・態度の変化等）と組み合わさっているなら、仕事の陰に浮気相手ありと考えるべきかもしれません。

夜間の外出が増えた

最後に、夜に家を空ける用事が増えた場合も浮気のサインになり得ます。仕事以外で、例えば「ちょっとドライブしてくる」「コンビニに行ってくる」「友達と夜カフェでお茶してくる」等と称して夜間に出かける頻度が増えたら注意しましょう[9]。特にそれが決まって同じ曜日だったり、理由があいまいだったりする場合は怪しさが増します[92]。

よくあるのは、「学生時代の友達と会ってくる」「職場の同僚と飲みに行く」というパターンです。一見交友関係の範囲に思えますが、頻度が多すぎたり帰宅時間が遅すぎたりしないかチェックしましょう。もし毎週のように同じ曜日に「友達と食事」と言って出かけるなら、その日は浮気相手との定期的なデート日になっているのかもしれません[88]。また、「夜の散歩」と称して一人で外出するケースもあります[9]。「ちょっと運動してくるね」と言って30分程度散歩するくらいならまだしも、何時間も帰ってこなかったりするなら不審です。コンビニに行くと言って1時間以上戻ってこない、という話も耳にします。それとなく「昨夜どこまで散歩してたの？」など聞いてみて反応を見るのも一つです。

大事なのは、これまで無かった夜間の外出習慣が急に始まったかどうかです。「昔からの趣味（夜間のジム通い等）で家にいない」というなら筋が通りますが、そうでない場合は注意深く観察しましょう。帰宅後の妻の様子（疲れていないか、香水で匂い消ししていないか等）も含めてチェックするとボロが出るかもしれません。以上、妻の言動から読み取れる様々な浮気兆候を見てきました。これらのサインに複数心当たりがある場合、残念ながら浮気の可能性は高いでしょう[93]。しかし兆候はあくまで兆候であり、最終的には決定的な証拠がものを言います。次の章では、もし妻の浮気が事実だった場合にどのように証拠を掴み、どう対処すべきかについて解説します。

妻の浮気が発覚した時の対処法

ここまでのチェックで妻の浮気の疑いが濃厚になった場合、最後に待つのは「事実の追及と対処」です。浮気が発覚（あるいはほぼ確信）したとき、感情に任せて動いてしまうのは危険だと前述しました。この章では、妻の浮気が判明した際に取るべき具体的な対応策と、注意点について解説します。

不貞行為の証拠をつかむ

まず最優先すべきは、不貞の確実な証拠を手に入れることです。浮気の証拠とは、法律上「配偶者以外との性的関係」を客観的に示すものを指します。感情的には状況証拠や自分の確信だけでも十分かもしれませんが、離婚や慰謝料請求といった法的手続きを視野に入れるなら裁判でも有効と認められる証拠が必要です[20]。

効果の高い証拠と、その集め方のポイントを以下にまとめます。

• ラインやメールのやり取りの記録: 妻と浮気相手とのLINEやメールでのメッセージは重要な証拠になりえます。特に、肉体関係を直接示唆する内容（「昨日の夜は楽しかった」「早くあなたに会いたい」等）があれば決定的です。深夜に送られた「無事に家に着いた？」「愛してる」などのメッセージでも、積み重ねれば有力な証拠になります[94]。見られる状況なら、画面に表示させて写真に撮って保存しましょう[95]。ただし盗み見には注意し、違法にならない範囲で行います。
• 浮気現場の写真・動画: 妻が浮気相手とラブホテルに入る瞬間や、腕を組んで歩いている場面などの写真・映像は極めて強力な証拠です。これを自力で撮影するのは難しいケースが多いですが、可能ならスマホで構いませんので押さえます[96]。ただし尾行・張り込みはリスクも伴うため、無理は禁物です。
• 音声録音や会話の記録: 妻を問い詰めた際、あるいは話し合いの場で浮気の事実を認める発言を録音できれば一番です[97]。本人の自白は裁判でも極めて有効な証拠になります[98]。スマホの録音機能やICレコーダーを準備しておき、いざという時に備えましょう。また、妻と浮気相手の会話を偶然聞いた場合なども、その内容をメモしておくと後で役立ちます。
• 物的証拠（領収書・手紙等）: 前章で触れたレシート類やプレゼントの包装、ホテルのメンバーズカード、浮気相手からの手紙や贈り物など、形として残るものも集めます[99]。クレジットカードの明細書に心当たりのない出費が記載されていればそのコピー、車内で見つけた証拠品は写真撮影、などできる限り保存しておきます。
• 探偵の調査報告書: 自分で全て証拠を集めるのが難しい場合、探偵事務所に浮気調査を依頼する方法があります。探偵は法に則って調査を行い、不貞の現場写真や詳細な調査報告書を作成してくれます[99]。この探偵の報告書は裁判でも高い証拠能力を持つとされています[98]。費用は一般に10〜70万円程度と安くはありませんが[100]、慰謝料の相場（数十万〜数百万円）と比較し検討する価値はあります。

以上のように、複数の証拠を組み合わせて押さえることが理想です。中でも妻の自白（音声）と探偵の報告書は単体でも有力な証拠となり得る非常に強力なものです[98]。一方、「怪しいメールがあった」「ラブホテルのポイントカードを見つけた」程度だと妻にシラを切られる可能性があります。証拠は多ければ多いほど良いので、感情的には辛い作業ですが冷静に収集しましょう。

なお、証拠集めの際に注意すべきことは、先に述べたように違法な手段に走らないことです。例えば妻のスマホを盗み見してLINEをコピーしたり、許可なくICレコーダーで会話を盗聴したりするのはリスクがあります[15]。違法な方法で得た証拠は裁判で認められないだけでなく、こちらが訴えられる恐れもあります。合法的かつ客観的に見て確実な証拠を掴むことを心がけてください。証拠が十分に揃ったら、次はいよいよ妻と話し合うなり、法的手続きを進めるなりの段階に入ります。その際にどのように動くべきか、次の項目で見ていきましょう。

自分で浮気を調べる際の注意点

妻の浮気を疑い、自分自身で色々と調査・追及しようとする際にはいくつか注意すべきポイントがあります。感情が高ぶっていると見落としがちですが、冷静に事態を悪化させないために以下の点に気を付けましょう。

• 違法行為は絶対にしない: 先にも述べましたが、違法・グレーな手段での調査は厳禁です。例えば妻のSNSやメールアカウントをハッキングする、盗聴器をしかける、勝手に家宅侵入して証拠を探す等はもってのほかです。[15]違法行為をしてしまうと妻の浮気以上に重大なトラブルになりかねません。証拠集めは常に合法的な範囲で行いましょう。
• 妻に気付かれないよう慎重に: 証拠が揃う前に妻に勘づかれると、その後の調査が難しくなります。妻が警戒して証拠を隠滅したり、こちらの行動を監視するようになるかもしれません[13]。スマホチェックや車内調査をする際は、必ず痕跡を残さず、時間帯にも気を付けて行います。例えば妻がお風呂に入っている隙にスマホを見る場合、履歴の既読状態など元に戻せないものに触れないよう注意します。車内を調べた後は元通りに整えて不自然にならないようにします。
• 感情的に問い詰めない: 証拠が不十分な段階で「浮気してるんだろう！」と問い詰めるのは逆効果です。妻が逆上して話し合いにならなかったり、逆に態度を硬化させ完全否定・証拠隠滅に走る可能性があります。最悪の場合、自白を引き出せず証拠も掴めずでうやむやに終わってしまうでしょう。そうなると妻も用心深くなり、次にボロを出す機会はなかなか来ません。疑っていることを悟られないように演技するくらいの気持ちで、まずは証拠集めを優先してください[13]。
• 自分の身を守る: 調査中は精神的に追い詰められることもあります。睡眠不足になったり食事が喉を通らなくなったりするかもしれません。そんな状態で妻と対峙すれば感情が爆発してしまう恐れもあります。適度に休息をとり、誰か信頼できる友人に相談するなどしてメンタルケアも心掛けましょう。また万一妻との言い争いになった際も、手を出したり大声で怒鳴ったりするとDVなどとみなされ不利になります。常に冷静さを忘れず、自分の立場を悪くしないよう注意しましょう。
• 証拠の保存と記録: 自分で集めた証拠は、なくしたり壊したりしないよう厳重に保管します。デジタルデータならバックアップを取り、紙類はコピーを複数確保しておくと安心です。また、日々の怪しい出来事を日記やメモに記録しておくことも有益です。「○月×日 妻が残業と言って深夜1時帰宅。様子がおかしく下着をすぐ自分で洗濯した」等、後で時系列を整理する際に役立ちます。

以上の点を踏まえ、慎重かつ冷静な調査を心がけてください。自分での浮気調査には限界もありますので、難しいと感じたら無理せず次項の探偵などプロの力を借りることも検討しましょう。大事なのは、決して独り相撲にならず、有利に事を進めることです。

興信所・探偵に依頼する方法

妻の浮気を確実に暴きたい、しかし自分だけでは証拠を掴むのが難しい…そんな場合は興信所・探偵事務所に調査を依頼することを検討しましょう。プロの探偵に任せるメリットは多く、何より決定的な証拠を高い成功率で押さえてくれる点が挙げられます[101]。

探偵が行う典型的な浮気調査は、対象者（妻）の尾行・張り込みと証拠撮影です。例えば妻が浮気相手とホテルに入る瞬間や、腕を組んでデートしている写真など、素人ではなかなか撮れないシーンを捉えてくれます。探偵は複数人体制で行動し、バレないよう最新の機材で証拠を記録します[102]。特に浮気の現場写真や映像は、後々の話し合いや裁判でも言い逃れを許さない強力な武器になります[103]。

もっとも、探偵に依頼するには費用がかかるのがデメリットです。一般的な浮気調査の料金相場は調査期間や難易度によりますが、おおむね10万円〜70万円程度とされています[100]。決して安くはありませんが、慰謝料請求で得られるかもしれない金額や、精神的な安心と比較して検討してください。浮気が事実なら慰謝料として100〜300万円程度請求できるケースもありますので、そのための投資と考える面もあります。

探偵選びに際しては、以下のポイントに注意しましょう。

• 信頼できる業者を選ぶ: 探偵業は各都道府県公安委員会への届出が必要です。実績があり、明朗な料金体系の探偵社を選びます。無料相談を実施している所も多いので、何社か話を聞いてみると良いでしょう。
• 調査内容と料金を確認: 調査時間・日数、報告書の内容、成功報酬の有無などを事前によく確認します。後から追加料金が発生しないか、契約書を交わしておくことも重要です[101]。
• 弁護士と連携している探偵だと安心: 中には調査報告書を弁護士が監修してくれる探偵社もあります[104]。法的に有効な証拠として不足がないよう配慮してもらえるので、そういった探偵社だと心強いです。

探偵に依頼すると、調査後に写真付きの詳細な報告書を受け取れます。それがそのまま裁判でも使える強力な証拠となります[97]。また、探偵が掴んだ情報（浮気相手の身元など）は今後の慰謝料請求にも役立ちます。費用は掛かりますが、「どうしても証拠が掴めない」「妻に問い詰めても認めない」という場合は、最終手段としてプロに頼る価値は大いにあります。自分で尾行してトラブルになるリスクを考えれば、お金で安全と確実を買うという考え方もできるでしょう。

弁護士に相談して法的に進める

妻の浮気が発覚し、離婚や慰謝料請求など法的な対応を検討する段階になったら、早めに離婚問題に強い弁護士に相談することをおすすめします。弁護士は法律の専門家として、あなたの権利を守りつつ最善の解決策をアドバイスしてくれる存在です。まず、浮気（不貞行為）は法律上「婚姻を継続し難い重大な事由」に該当し、離婚理由として認められます。また、不貞をされた配偶者は 浮気相手および浮気した配偶者に対して慰謝料請求 を行う権利があります。もっとも、これらを実現するには先述のように 十分な証拠 が必要です[20]。弁護士に相談すれば、その証拠が法的に有効かどうかの見極めや、さらにどんな証拠を集めればいいかの指示を受けられます[20][105]。

弁護士に依頼する具体的メリットは次の通りです。

• 適切な証拠の取捨選択: 集めた証拠を見せれば、どれが有効でどれが弱いかアドバイスしてもらえます。場合によっては探偵調査の追加や不足証拠の指摘もしてくれます[20]。
• 浮気相手への対処: 弁護士は浮気相手に対して内容証明郵便で慰謝料請求の通知を送ったり、交渉の窓口になったりしてくれます。感情的になりがちな本人同士のやり取りを避け、法律に則った適切な要求を伝えてもらえるので安心です。
• 離婚手続きのサポート: 離婚する場合、協議離婚、公正証書の作成、調停や裁判など、状況に応じた手続きを主導してもらえます。親権や財産分与など浮気以外の争点についてもプロの視点で助言を受けられます。
• 精神的支えになる: 弁護士に相談した段階で心強さを感じられる方も多いです[23]。法律の専門家が味方についてくれることで気持ちが落ち着き、冷静に今後のことを考えられるようになるでしょう[106]。

相談のタイミングとしては、浮気の疑いが具体的になった時点で早めが良いとされています[23]。必ずしも証拠が全部揃っていなくても、「このメールは証拠になる？」「この状況で離婚したら不利？」といった疑問に答えてもらえます[105]。特に慰謝料請求を視野に入れるなら、事前に専門家に相談しておくことで今後の方針を冷静に定めることができます[23]。

大事なのは、一人で悩まず専門家の知恵を借りることです。妻の浮気という辛い状況に直面したとき、法律のプロに話をするのはハードルが高いかもしれません。しかし早めに相談することで、先述のように気持ちが落ち着き前向きに動けるケースが多いです[106]。最近は初回無料相談や電話・メール相談を実施している法律事務所もありますので、利用しやすいでしょう。

弁護士への依頼＝即離婚というわけではありません。離婚せず関係修復を望む場合でも、法律面で自分がどういう権利を持ち何ができるか知っておくことは有益です。例えば、浮気相手と別れさせ再構築する際にも、二度と接触しない誓約書を交わすなど弁護士の助けで進めることもできます。まとめると、妻の浮気が判明したら証拠を揃えつつ専門家に相談し、今後の方針を明確にすることが肝心です。[20][21]感情に流されず適切な対応を取るためにも、弁護士のサポートを得て法的に進める道を検討してください。あなた自身の人生を守るために、遠慮はいりません。まずは気軽に相談窓口を訪れてみましょう[23]。

まとめ

妻の浮気チェックの方法と発覚後の対処法について解説しました。配偶者の浮気に直面するのは非常につらいことですが、早期に兆候に気付き、適切に行動すれば、後悔の少ない解決につなげることができます。「もしかして…」と思ったら今回ご紹介したポイントを参考に、冷静かつ的確に状況を見極めてください。あなたの心配が杞憂に終わることを願いつつ、万一浮気が事実だった場合でも、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。